「完璧主義」な人は旅行計画が苦手なのか。

日常

突然ですが、皆さんは旅行がお好きですか。「大好き!次はどこに行こうかな!」と目を輝かせられる方を、私は心から尊敬します。

なぜなら、私は旅行が大の苦手だからです。正確に言うならば、「現地で過ごす時間」は嫌いではないのですが、そこに至るまでの「プランニング」という巨大な壁を前にすると、頭を抱えて動けなくなってしまうのです。

「気楽に行こうよ」が一番難しい

旅行好きな友人にこの悩みを相談すると、決まってこう言われます。「真面目すぎるんじゃないか。完璧主義だからだよ。もっと適当でいいのに。」

自身が完璧主義という自覚は全くないのですが・・・旅行好きな方々からはこのような同じご指摘をいただきます。私が旅行を億劫に感じる原因は、まさにこの「無駄な完璧主義」にあるのかもしれません。

私にとっての旅行計画は、まるで「絶対に失敗が許されない国家プロジェクト」のような重圧を伴っているのかもしれません。

  • 下調べ地獄: 「もっと良い場所があるのではないか。ここに行って楽しいのかな。」と疑心暗鬼になり、ブラウザのタブを20個も30個も開いて比較検討してしまう。そのため、1回の旅行のために旅行雑誌を購入することもあります。紙媒体の方が比較しやすいという理由です。
  • 最安値の迷宮: 数百円でも安いプランを見逃すことが許せず、「早割」「ポイント還元」「直前割」の迷路を彷徨い続け、気づけば朝になっている。
  • 契約の恐怖: いざ予約ボタンを押す段になると、「本当にこの日付でいいのか? キャンセル料はいつから発生する?」と、まるで家の売買契約を結ぶかのような緊張感に襲われる。

結果、どうなるか。 「……もう、行くのやめようかな。心配だし。」 疲れ果てて、出発する前に心が折れてしまうのです。家でゴロゴロしている方が、数百倍マシだと思えてくる。これが私の「旅行アレルギー」の正体です。

「気軽」を手に入れるための、あえての他力本願

でも、子どもたちの成長は待ってくれません。「〇〇君が、〇〇に旅行に行ったんだって」という純粋な報告に、罪悪感を感じてしまう始末です。

そこで、私、決めました。「来年から、年に1回は必ず旅行に行く」 そして、そのために「AI(人工知能)」の力を全面的に借りることにしました。

私が求めているのは、最高得点の旅行ではありません。 私が求めているのは、「私が苦しまずに、サクッと決まる旅行」です。

苦手な下調べも、頭が痛くなる料金比較も、緊張するプランの選定も、すべてAIという優秀な秘書に丸投げしてみようと思うのです。「小学生の子どもが楽しめて、大人も休めて、予算〇〇円以内で、一番コスパのいいプランを出して」 そう入力して、出てきた答えに「はい、採用」とだけ言う。

自分のリサーチ能力を封印し、AIの提案に乗っかること。それは私にとって、「完璧主義を手放す練習」でもあります。

目指せ、旅行好き!

来年の今頃、「AIのおかげで、あんなに苦手だった旅行に行ってきました!」と笑顔で報告できているか、それとも「やっぱりAIと喧嘩しました」となっているか。まだ分かりませんが、この新しい挑戦を、ブログを通じて見守っていただければ幸いです。

完璧じゃなくていい。最安値じゃなくてもいい。ただ、家族と笑って過ごす時間を確保するために、私は現代の利器と共に、重い腰を上げようと思います。

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