※この記事は筆者の個人的な運用実績に基づく体験談です。
特定の商品の勧誘や売買の指示を目的としたものではありません。
投資にはリスクが伴いますので、最終的な決定はご自身の判断でお願いいたします。
「1株から株を買いたいけど、楽天証券のかぶミニは手数料が高いって本当?」 「SBI証券の方がおトクに見えるけど、楽天を使うメリットはあるの?」
新NISAが始まり、少額から投資を始めたい方にとって、1株単位で買える「単元未満株」は非常に魅力的な選択肢です。しかし、ネット上では「楽天はスプレッド(実質コスト)があるから損」という声も目にします。
結論から言うと、かぶミニは「使い方」を間違えなければ、手数料を実質0円に抑えることも、数万円の損失を回避する最強の武器に変えることも可能と思われます。私はかぶミニが大好きです!
この記事では、多くの方が見落としていると思われる「かぶミニ」の真の価値などを経験者目線で徹底解説します。
1. なぜ「かぶミニは高い」と誤解されるのか?コスト構造を解剖
最大の理由は、競合であるSBI証券の「S株」が売買手数料を完全に無料化したインパクトではないでしょうか。比較表で見ると、楽天が不利に見えてしまいます。
| サービス名 | 取引手数料 | スプレッド(実質コスト) |
| SBI証券(S株) | 0円 | なし |
| 楽天証券(かぶミニ) | 0円 | 0.22%(リアルタイム時のみ) |
この「0.22%」という数字だけを見て「楽天は損」と判断されがちですが、実は楽天でもコストをゼロにする方法があるかと思います。かぶミニの可能性を信じて、一緒に見ていきましょう!
2. 楽天「かぶミニ」を実質無料で使い倒す2つのルール
楽天証券でも、以下の方法を選べばコストは一切かかりません。
- 「寄付(よりつき)取引」を選ぶ
注文時に「寄付」を指定すれば、SBI証券と同様にスプレッドなし(コスト0円)で取引可能です。 - 端数処理を活用する(売却時)
0.22%のスプレッドは、売却時には「1円未満切り捨て」となります。例えば1,000円分の株を売る際のコストはわずか2円です。
3. 0.22%は「コスト」ではなく「保険料」?リアルタイム取引の真価
なぜ、わざわざコストを払って「リアルタイム取引」をする必要があるのでしょうか?それは、考え方次第では、この0.22%が「暴落から逃げるための保険料」になるからだと思います。
- SBI証券の場合:注文を出しても約定は1日3回のみ。ニュースが出てから数時間、暴落を指をくわえて見ているしかありません。
- 楽天証券(リアルタイム)の場合:不祥事などのニュース直後、その瞬間の価格ですぐに売却できます。わずかなコストで-20%といった致命的な損失を回避できる可能性があります。
4. 【重要】「かぶミニ」2つの致命的な注意点
ここで、間違えやすい「落とし穴」を2つお伝えします。ここを知らないと後悔するかもしれません。
① 期間限定ポイントは使えない
「楽天ポイントで株が買える」のが魅力ですが、期間限定ポイントや他社から交換したポイントは利用不可です。通常ポイントのみが対象となるため、ポイント運用の計画には注意が必要です。期間限定ポイントは、楽天や日常のお買い物で使用することがベストかもしれません。私はそうしています。
② 有事の際は「マーケットメイク」が停止するリスク
暴落時に逃げられるのがメリットですが、あまりに相場が急変すると「マーケットメイク停止」となり、リアルタイム売買ができなくなるケースがあります。100%確実に逃げられるわけではない、という点は理解しておきましょう。投資にはあるあるの「絶対はない」ということは念頭に置いておきましょう!
5. SBI証券「S株」vs 楽天証券「かぶミニ」どっちが買い?
結論、あなたのスタイルに合わせて選ぶのが正解です。
| 比較項目 | SBI証券(S株) | 楽天証券(かぶミニ) |
| コスト(最安時) | 0円(完全無料) | 0円(寄付注文時) |
| 機動力(即時性) | ×(1日3回約定) | ◎(即時約定可能) |
| 取扱銘柄数 | ◎(東証全銘柄) | △(寄付:約2,070銘柄) |
| ポイント利用 | Vポイントなど | 楽天ポイント(通常のみ) |
SBI証券が向いていると思われる人:
- とにかく1円もコストをかけたくない
- 地方のマイナーな銘柄にも投資したい
楽天証券が向いていると思われる人:
- 楽天経済圏のユーザーで、アプリの使いやすさを重視したい
- 相場急変時に対応できる「安心感」を持っておきたい
6. まとめ:新NISA枠を1円まで使い切る最強の戦略
かぶミニを利用している私としては、楽天証券の「かぶミニ」は、決してSBIより高いサービスではないと考えています。
- 普段の積立:コスト0円の「寄付注文」を徹底
- 相場急変・狙い撃ち:機動力の「リアルタイム注文」を活用
このように使い分けるのがベストかもしれません。特に新NISAの成長投資枠を、1円単位まで無駄なく、かつ納得した価格で埋めたい方にとって、リアルタイムで調整できる「かぶミニ」は強力な味方になるかもしれません。
まずは、あなたの通常ポイントを使って、1株から「資産形成の機動力」を体験してみませんか?
次回の記事予告: 実践編として、新NISA「成長投資枠」を1円も余らせないための楽天証券の「単元未満株サービス」について解説します。




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