ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資|再現性を検証した感想

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こんにちは、セツナコです!
ブログにお越しいただきありがとうございます♪

「授乳しながら月1000万円稼ぐ」——本屋さんでこの帯を見たとき、正直ちょっと引いてしまいました。同時に「それ、私にもできるの?」という気持ちも湧いてきて、気づいたらレジに並んでいたのが、ちょる子さんの『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』です。

私は小学生の子ども2人をワンオペで育てながらフルタイムで働いています。NISAとiDeCo、それに少額の個別株を続けている、いわゆる投資初心者です。この記事では、話題の投資法に本当に再現性があるのかを自分の生活に当てはめて検証し、それでも読んでよかったと感じたポイントを正直にお伝えします。

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『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』はどんな本?

まずは基本情報から整理します。2026年5月にダイヤモンド社から発売された、ちょる子さん初の著書です。

項目内容
タイトルママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資
著者ちょる子
出版社ダイヤモンド社
価格1,870円(税込・2026年9月時点)
実績たちまち12万部突破。テレビ東京『WBS』でも紹介(2026年9月時点)
帯のコピー「片腕に赤ちゃん、片手にスマホ」「授乳しながら月1000万円稼ぐ!」

目次は5部構成で、なぜ株で年収3000万円を目指したのかという動機の話から始まり、育休中のデイトレ、売買テクニック、情報収集術、そして資産1億円までのロードマップへと進んでいきます。

ポイントは、これが「ラクして稼げる」系の本ではないということ。むしろ真逆で、かなり本格的な内容です。

著者ちょる子さんはどんな人?240万円から4億円までの道のり

私は普段X(旧Twitter)を使っていないので、著者のちょる子さんのことは全く存じ上げませんでした。読む前に思っていたのは「実家がお金持ちだったんでしょ?」という、正直あまり感じの良くない先入観です。

でも読んでみると、1個のパンで1日をしのいだ極貧生活や、ご主人の借金整理など、投資家という視点を抜きにしても波瀾万丈な人生を送られてきたことがわかります。恵まれた環境だから成功した、という単純な話ではありませんでした。

「2年で1億円」の前に、8年の助走期間があった

ここが、私がこの本でいちばん「なるほど」と思った部分です。

帯やネットの紹介では「育休中のわずか2年で1億円」と書かれています。ただ経歴をたどると、ちょる子さんが株式投資を始めたのは2011年。240万円で株主優待目当ての投資をスタートしてから、2019年の産休・育休で本格的にデイトレへ移行し、2021年に1億円に到達しています。

つまり「2年」というのは本格参戦してからの2年であって、投資そのものは8年の積み重ねがあったということです。

この事実を知ってから読むと、本の見え方がかなり変わります。「育休中に何もないところから急に稼いだ人」ではなく、「長く続けてきた土台の上に、育休というまとまった時間を全投入した人」。そう捉えたほうが、学べることは多いと感じました。

1億円のあと、どうやって4億円になったのか

では、タイトルにある「1億円」のその後はどうなったのか。ここも気になるところだと思います。

ちょる子さんは2021年に1億円を達成したあと、短期のデイトレード一辺倒ではなく、高配当株の長期投資を組み合わせるスタイルへ移行していきます。そして本書の刊行時点では、資産は4億円を突破しているとのこと。元手240万円から数えると、およそ160倍です。

本書の構成を見ても、育休中の1億円までの話は全体の一部で、後半は4億円に至るまでの売買テクニックと情報収集術に多くのページが割かれています。

つまりこの本は、「育休中の主婦が頑張った話」ではなく、専業に近い熱量で相場と向き合ってきた投資家の記録です。タイトルのイメージだけで手に取ると、内容の本格さに驚くかもしれません。私も正直、想像していたよりずっと歯ごたえのある本でした。

ちなみに1億円達成後も会社勤めを辞めていないそうで、そこは「投資だけで生きていく」という発想とは違う、地に足のついた感覚だなと感じた部分です。

「授乳しながらデイトレ」は再現できる?ワーママ視点の結論

結論から書くと、私と同じようにフルタイムで働いている人が、この投資手法をそのまま真似するのは難しいと感じました。

理由はシンプルで、投入できる時間の量が違いすぎるからです。ちょる子さんは1日に60回以上スマートフォンで情報をチェックし、マクロ経済の動向を徹底的に分析していたそうです。日中に会議や商談が入る勤務スタイルでは、そもそも相場を見られる時間がありません。

ネットの書評を見ても「知識としては面白いが、自分がやるとなると真似できない」「もともと資金力のある人向けでは」という声は一定数あります。私も同じ感想です。

ただ、それはこの本の価値が低いという意味ではありません。むしろ「真似できない部分」と「真似できる部分」を切り分けて読めるかどうかで、投資本から得られるものは大きく変わると思っています。

それでも読んでよかったと感じた3つのポイント

1. 「時間がない」を言い訳にしなくなった

私の毎日の息抜きといえば、健康維持のための3〜5kmのランニングと、その後に飲むビールくらいです。それでも「時間がない」と口にしそうになったとき、赤ちゃんを抱えながらスマホを握っていた人がいると思うと、さすがに言えなくなりました。手法は真似できなくても、この熱量には素直に背中を押されます。

2. 銘柄選びの「4つの手順」は短期投資をしない人にも使える

本書では、株式投資で稼ぐための手順として、①マクロ環境を理解する、②お金が集まりそうなテーマを決める、③そのテーマに属する業種(セクター)を絞る、④業界トップ級の企業を安いときに買う、という流れが紹介されています。

セクターというのは「業種のグループ」のことで、たとえば半導体、銀行、電力などのまとまりを指します。

この考え方自体は、デイトレをしない人にも応用できます。私はNISAのつみたて枠は投資信託でほったらかしにしていますが、少額で個別株を買うときの「なんとなく良さそうだから」を減らす物差しにはなりました。

3. 失敗談がきちんと書かれている

成功だけを並べた本ではなく、2021年の大きな損失を乗り越えた経緯にも触れられています。うまくいった話だけの本は読んでいて疲れるので、ここは信頼できると感じた部分でした。

忙しい人が投資本を「自分サイズ」に落とし込む3ステップ

どんなに優れたノウハウでも、それが今の自分の「資金力・使える時間・リスク許容度」にそのまま当てはまるとは限りません。この前提がないと、思い通りにいかなかったときに「あの本は間違っている」と否定して終わってしまいます。

私が投資本を読むときに意識している手順は、この3つです。

  1. 情報を集める:本やニュースから外部の事例をインプットする
  2. 自分の生活環境に当てはめる:今の資金、日中の仕事の状況で無理はないか精査する
  3. リスクを許容して決断する:「投資は自己責任」と受け入れ、最終判断は自分で行う

この本でいえば、1日60回の相場チェックはステップ2で切り捨てる部分。逆に「リスクをどう管理するか」「市場のうねりをどう捉えるか」というエッセンスは、無理のない投資スタイルに組み込める部分です。全部を真似する必要はまったくありません。

こんな人におすすめ/こんな人には向かないかも

読んでみて感じた、向き・不向きを整理しておきます。

おすすめできる人

  • すでに個別株の売買をしていて、判断の物差しを増やしたい人
  • 投資家の思考プロセスや情報収集のやり方に興味がある人
  • 成功談より、失敗も含めたリアルな記録を読みたい人

向かないかもしれない人

  • これから証券口座を開くところで、まず基礎から知りたい人
  • つみたてNISAだけをコツコツ続けたい人(高配当株の話もありますが、デイトレの実践パートが分量の多くを占めるため)
  • 「読めば同じように稼げる」再現マニュアルを期待している人

3つ目がいちばん大事なところだと思います。後半には高配当株の考え方も出てきますが、それ単体を学びたいなら他の本のほうが向いています。この本は投資の教科書というより、ひとりの投資家の記録として読むほうが得るものが多いはずです。

紙・電子・Audible、どれで読むのがいい?

チャートや売買事例の図版が多い本なので、じっくり読むなら紙か電子書籍が向いています。私は付箋を貼りたいタイプなので紙で買いました。

一方で、前半の生い立ちや投資に対する考え方の部分は、耳で聴いても十分に理解できる内容です。通勤時間や家事の合間に読書時間を作りたい方は、オーディオブックという選択肢もあります。Audibleには無料体験期間があるので、まず聴いてみて、手元に置きたければ紙を買い足す形でもいいと思います。

Audible(オーディブル)の無料体験はこちら

まとめ:真似するためではなく、自分の軸を見直すために読む一冊

今回は、ちょる子さんの『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』を、フルタイム勤務のシングルマザーの視点でレビューしました。

  • 「育休中の2年で1億円」の前に、8年の投資経験という土台があった
  • 1日60回の相場チェックを前提とした手法は、フルタイム勤務ではそのまま再現しにくい
  • 銘柄選びの4つの手順や、リスク管理の考え方は無理なく取り入れられる
  • どんな有益な情報も「参考」にとどめ、最終判断は自分で行うのが鉄則

他人の成功体験をそのまま鵜呑みにするのではなく、「どう自分サイズに落とし込むか」。この視点を持てるかどうかが、投資本を読む最大の意義だと私は思っています。

毎日が忙しくて投資の勉強なんて…と感じている方にこそ、自分の軸を見つめ直すきっかけとして手に取ってみてほしい一冊です。

みなさんは投資本を読むとき、どこまで真似して、どこから自己流にしていますか?よかったらコメントで教えてください。

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今回の本が少し難しいと感じた方のために、私がこれまでに読んできた本も紹介しておきます。読んだ順ではなく、初心者向けの順に並べました。

いちばん最初に買った1冊です。「株ってそもそも何?」という状態だった私が、証券口座を開くところまで進めたのはこの本のおかげでした。

少額から始めたい人向けの1冊。私のように「まずは数千円から」という規模感で読める内容でした。

投資というより「お金との付き合い方」の本です。子どもにどう伝えるかを考えるきっかけになりました。

同じ著者の本で、こちらはもう少し大人向け。家計全体を見直したい時期に読むと刺さると思います。

※免責事項:本記事に記載されている投資手法や書籍の評価は、執筆者個人の見解および体験に基づくものです。株式投資は元本が保証されるものではなく、将来の利益や運用成果を保証するものではありません。実際の投資にあたっては、ご自身の資金力・リスク許容度を踏まえ、最終的な判断は自己責任で行っていただきますようお願いいたします。

※この記事は情報の整理にAIツールを活用していますが、筆者の実体験をもとに人間が加筆・修正を行っています。

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